豪州游記

シドニーでワーキングホリデー

toilet

 駅のトイレは身体の不自由な人専用のところしか空いてませんでした。何とかonlyみたいなことが書かれているので、素直に普通のトイレの前に並んで待つことにしました。

 改札の方から来た白人のおじいさんが、僕の方を見ながら身体障害者用トイレのドアを開けました。そして手招きをして、ここを使えと言ってくれています。俺は並ぶから、お前が先に使っていいぞと。「オーセンキュー」と礼を言うと、満面の笑顔で「ノーウォーリー」。

 心の広い、余裕のある暖かいおじいさんでした。僕もこのような歳の取り方をしたいものだ。好意に甘え、ありがたく使わせてもらいました。出たところをサモア系の駅員に怒られました。